Development department
備品管理システムの、備品現在高調書や備品一覧などの下にある、備品の数の合計や金額の合計が表示されない。
データが壊れていて表示されない可能性は薄いと思いつつ、現地へ行く。
問題の画面を表示してみると確かに表示されない。
試しに、Office の修復をする。
そして、再起動。再起動後に備品管理を起動したら、この時点で合計が表示された。
念のために、いつものシステムスキャンをかけて、再起動。
再起動後も問題なく動作する。
年度切り替え後も正常に表示されるかといった動作確認をしていたら、昨年の備品の数があっていないのに気づき、修正してから帰ることにした。
成績処理システムで、生徒の点数が妙に高い。
約 2 倍の点数になっており、いろいろやっていたときに間違って 2 回テストを取り込んだ可能性がある。
データ部分を見ると、特定のテストだけ 2 回取り込まれていた。
しかし、同じ点数なら良いのだが微妙に点数が違う。
とはいえ消さないとだめなので、テスト設定から学期の情報を調べ、学期が異なるテストの方を削除した。
そして、成績一覧などの画面を確認し、正常っぽい点数が出ているのを確かめた。
次に、先生に本当のテストの結果を出してもらい、それと照らし合わせる。
人数が少ない学校で助かった。とりあえず目視で全員正しい点数が入っていることを確認した。
新しいバージョンの成績処理システムで、通知表のためにデータを取り込もうとしたら、うまく動作しなかった。
道徳・総合所見のところでエラーになった。
そこで、高陵中学校に問い合わせたところ、データ部が古く、該当のフィールドがないことが原因として考えられた。
そこで、もらった新しいデータ部を使い、データを入れていった。
テストの情報、成績の情報などを入れていき、現在は正常に動作している。
本当にこれで大丈夫なのだろうか。
正直、ぜったい大丈夫とも言えないし、大丈夫ではないとも言えない。
しかし、現在必要なテストの情報や通知表の情報が取り込めているので、動作している可能性は高い。
どうしても不安なら、近々あるテストのダミーデータを取り込んでみて、動作試験するように頼んでおいた。
成績処理システムの最新バージョンで、技術家庭の観点が通知票に表示されない。
成績処理システム担当の先生とも話したが、どうも「科目マスタ」と「観点マスタ」の教科名の設定が疑わしいという話になった。
現地へ行って、データと見たら、案の定、科目ID = 8 のデータの科目名がおかしい。
それを修正したら、無事に技術家庭の観点が表示されるようになった。
それはそうと、この科目IDを変更する処理を、次のアップデートで組み込んでしまう予定。
成績処理システムで生徒の地区別名簿を印刷しようとすると、エラーで印刷できない。
タイミングとしては、新しいバージョンにアップデートした後、らしい。
現地で、成績処理システムを動かしてみると、話のとおりエラーで印刷できない。
エラー箇所を確認すると、レポートを開く VBA の処理でエラーが出ている。それなので、なんだかバージョンアップにともなうことが原因とは考えづらかった。
試しに、別の書類を印刷しようとしてもエラーになる。
そこで、エラーメッセージで検索したら、既定のプリンターのことが書かれていたので、そのパソコンの既定のプリンターを確認する。
すると、「利用不可」のプリンターが既定のプリンターになっており、これが原因とわかる。
普段使うプリンターを規定に設定し、印刷してみると問題なく印刷された。
では、なぜ既定のプリンターが変わったのかというと、最近サーバーが変わり、AD サーバーなどの設定が微妙に変わったことが原因のようだった。
そのため、成績処理システム自体は特に関係がない話だった。
備品管理システムで、今年度のデータを年度更新しようとすると、「そのファイルはすでに存在しています」と表示されて、更新できない。
今までは今年度のデータを開けていたはずなのに、おかしい。
電話で、備品管理システムのファイル構成を確認したところ、今年度のデータ自体はすでに存在していることが分かった。
おそらく、何らかの原因で、システム内のテーブルに、今年度のデータの情報が記録されていないことが原因である。
現地に行って、テーブルの情報を書き換えて修正した。
その結果、今年度のデータが開けるようになった。
しかし、今年度入力した備品のデータが記録されていないという。変な話だと思いつつ、前年度のデータを確認したら、そこに備品が記録されていた。
恐らく、使っていた先生の勘違いだろう。
そのため、前年度のデータから、今年度の備品を削除したのち、今年度のデータに、備品を追加してもらうように頼んでおいた。
成績処理システムの要録の文章の一部が切れて表示される。
おそらく、Excel から要録の情報を取り込むときに、1 件目のデータの文章が 255 文字未満だったことが原因と考えられる。
それなので、取り込むときに使う Excel ファイルを修正し、1 件目のデータを無理やり長くして、再度取り込んでもらうように頼んでおいた。
調査書の出欠の履歴のところには、休んだ理由を書く欄がある。
その中で、インフルエンザによる休校とかは書かなくてよいので、消したいが、どうすれば消せるか。
レコードソースやクエリーを確認したところ、調査書情報B のところに該当の情報が記録されていることが分かった。
書き方が状況によってまちまちなので、目視で修正してもらうように頼んでおいた。
調査書右上にある卒業年度が表示されない。空白になってしまう。
まず、問い合わせのあった学校の Office がもうサポートしていない 2010 だったので、それが原因だと思った。
そのため、電話口で無理やり修正しようとしたが、うまくいかない。
そして、いろいろ聞いたら Office 2019 になっているということが分かった。
この段階で、Office の問題ではなくシステムの問題っぽい気がしてきた。
自分の環境で動かしてみると、当然卒業年度は問題なく表示される。
レポートのレコードソースなどを確認したところ、必要なテーブルのフィールド (調査書情報A) にデータが入っていないと表示されないことが分かった。
実際に現地へ行き、問題のパソコンを確認する。
まず、Office のバージョンは 2019 で間違いない。
その後、テーブルのフィールドを確認したら、中が空欄になっていた。そこに日付を入力すると、調査書にも表示された。
そこで、取り込み用の Excel ファイルを確認したら、やはりこちらも空欄になっていたので、日付を入力して再度取り込みなおしてもらった。
成績処理システムの調査書に表示されている教頭と担任の名前が、存在しない教員の名前になっている。
データを確認したが、「調査書B」のフィールドに、担任と教頭の名前が記録されていた。
Excel ファイルからのインポートの処理を確認したところ、担任・教頭の値が書き込まれるのは、新規追加 (INSERT) のみで、更新時は変更されない。
そのため、おそらく去年の情報のまま調査書の Excel ファイルをインポートしてしまったのが原因だと思われる。
どうしようもないので、手作業で直してもらうことにした。
ただ、気になるのは Office 2010 ということ。
古いバージョンなので、2013 以降と挙動が違うのかもしれない。