問い合わせ
Thunderbird を起動すると、毎回証明書の確認画面が表示される。
何度承認しても、毎回出てきてしまう。
対応
Thunderbird の設定の中に、証明書について「自動的に選択する」と「毎回自分で選択する」という項目があった。
「自動的に選択する」を選び、やってみたら表示されなくなった気がするので、これで様子を見てもらうように頼んでおいた。
後で自分のパソコンを確認したが、「毎回自分で選択する」になっていた。
今回の設定では正しくないのかもしれないが、よくわからない。これでだめなら、Thunderbird のインストールをし直した方が早い気がする。
後日、症状が変わらないということで、もう一度見に行く。
Thunderbird のバージョンが古かったので、アップデートをした。
その後、登録されている証明書の情報を消し、再度送信・受信ともに登録しなおしてみた。
それでもやはり何度も表示されているようなので、プロファイルを消して Thunderbird をインストールしなおさないとダメかもしれない。
後日、調べたらウィルス対策ソフトの ESET が悪さをしている可能性があることが判明。
ESET のセキュリティー機能を無効化することはできないので、ESET から発行される証明書を Thuderbird にインポートし、様子を見てもらうことにした。
後日、確認したらダメだった。やり方が悪かったのかもしれない。
後日、POP の認証を STARTTLS から SSL/TLS に変更したところ、こちらの環境ではうまくいったので、学校へ行って試してみた。
しかし、残念なことに結果は変わらず。毎回証明書の確認画面が表示されてしまう。
もう Thunderbird のどこかがおかしいと判断するしかないのだろうか。
後日、懲りずに調査に行く。
試しに ESET のSSL/TLS のフィルタリングを外して、Thunderbird の証明書を追加し、その後、再起動して フィルタリングを有効にしてみた。
しかしダメだった。
最後の手段として、Thunderbird を削除し、残っていたプロファイルも削除し、この状態でメールアカウントの追加、証明書の例外追加を行ってみた。
それでもダメだった。
ここまでくると、もうどうしようもない。原因は分かっているのだが、セキュリティーを弱くする以外、対策が思いつかない。
とりあえず状況把握のために、小中全校でどんな感じか調べてもらうように、教育委員会に頼んでおいた。
さくらインターネットにページに、回答があった。2017 年公開のもので、わりと古い情報。
それを試したら、自分のパソコンでは証明書を聞いてこなくなった。
後日、別の学校で試したら、やはり大丈夫だった。
この内容をマニュアルに組み入れ、配布する予定。