昨日の雨も夜半に上がり、秋晴れの空のもと、学校の周りに植えられた、ドウダンつつじの真赤に紅葉した葉が、秋の深まりを感じさせてくれている。
先週末、近隣の高校に書類を届けた折に、久しぶりに、秋の風景としての中央アルプスや伊那山脈を眺望することが出来た。冠雪したアルプスの峰々と、山裾の鹿の子模様は、しばし時を忘れるほどの美しさであった。信州の一番いい時季である。
それにしても、新聞紙面に載っている、一面に紅葉した渓谷や、赤や黄色の木々の芸術的な写真を見るたびに、是非この写真の風景そのものを見たいと思うが、どうもタイミングが合わず、毎年残念な思いをしている。プロの写真家が、ずっと狙っていた最高の瞬間の一枚だろうから、同じ景色は無理とは思うが、今週末には、最高の場所に狙いを定めて、是非とも渓谷の紅葉見物に挑戦したいと思っている。朝夕の冷え込みが少しずつ厳しくなって来ているが、今週は穏やかな気温でいて欲しいと願っているところである。