学校の敷地に、2本の大きな金木犀の木が植えられているが、今年も無数の花が付き、辺り一面にほのかな、懐かしい香りを撒き始めた。以前もブログに書かせてもらったが、この香りは、ある日突然漂い始め、個人的に秋の到来を実感させるものである。この2本の大きな木は、おそらく開校したときに植えられたもので、30年間、毎年この香りを届けてくれ、多くの卒業生の記憶にもきっと残っているだろうと想像している。そういえば以前勤めていた高等学校には、黄色い花の金木犀と白い花の銀木犀の木があったが、最近はこの銀木犀を意識して見たことがない。大変珍しいものなのだろうか?

学生達は、今日から前期末試験が始まり懸命に問題に取り組んでいる。前期の学習成果を存分に表現してくれることを期待しているところである。