南信濃はまさに新緑の季節、昨日は久しぶりに近くの山にドライブと洒落込んだ。天気も良く、最高の新緑を味わうことができた。新緑と言っても木の種類によりそれぞれ芽吹きの色は異なり、山全体がそのまま穏やかな織物のように見える。渓流の流れる音と小鳥のさえずりだけを耳にしながら、“山笑う”とはまさにこれを表現した言葉だろうと、一人納得しながら、山を堪能して帰ってきた。また、学校の窓越しに見える、ケヤキ、辛夷、金木犀などの庭木も、毎日色を変えながら、それぞれの緑を表現してくれている。本当にいい季節を迎えていると実感しているところである。

 さて、連休も過ぎて、いよいよ学生達の授業も本格的に展開され、それぞれの教科で難題に取り組んでいるが、詰まった時には窓越しに目をやり、これらの新緑に癒されながら頑張ってほしいと期待しているところである。